カヌレが再ブレーク中

大阪北摂桃山台店・天満橋店のパン屋さん、パトリエフクモリの福盛尊子です。

皆さんもご存知の『カヌレ』

数年前から再ブームが到来し、今やカヌレ専門店も多くなってきましたね!!

そんなカヌレ、実はパン屋さんでも取り扱いが増えてきてます!!

でもこのカヌレ、とっても作るのが難しく時間もかかる商品です。

カヌレの名前の由来

カヌレの正式名称は『カヌレ・ド・ボルドー』

フランスのボルドー女子修道院で古くから作られていた菓子。蜜蝋(みつろう)を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴である。そもそもカヌレとは、「溝のついた」という意味である。外側は黒めの焼き色が付いており固く香ばしいが、内側はしっとりとして柔らかい食感を持つ。

ボルドーではワインの澱を取り除くため、鶏卵の卵白を使用していた。そのため大量の卵黄が余り、その利用法として考え出されたものという。現在、伝統的なカヌレを保存するための同業組合も作られ、ボルドーには、600以上の製造業者がいる。
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

カヌレの材料はどんなものが入ってる?

カヌレはおいしくて止まらない!!!って方多いのではないかと思いますが、

どんな材料を使っているかご紹介します^^

カヌレの材料

・牛乳 250g
・バニラペースト 適量
・薄力粉 35g
・強力粉 30g
・グラニュー糖 110g
・卵黄 1個
・全卵 25g
・ラム酒 大さじ2
・無塩バター 15g
カヌレ6個分
引用:cottaより

今回は『Cotta』さんのHPよりレシピを引用致しましたが、
パン屋さんから言うと非常にリッチな配合なんです!

おいしくて止まらないですが、1日1個にしましょうね♪

蜜蝋って何?

蜜蝋(みつろう)はみつばち(働きバチ)の巣を構成する蝋(ろう)を
精製したものをいいます!

引用:ウィキペディア

ではなぜ蜜蝋を使うのでしょうか?

バターではだめなの?

ボルドー修道院ではたくさんの蜂を飼っていて、自家製のはちみつを

使ったお菓子をたくさん作っていたんだとか。

そんな中同じく蜜蝋も作っていたので、カヌレに使用していたようです。

蜜蝋を使うとカヌレの表面がパリッとするんですが、カヌレにとっては

このパリッと中はもちっとが非常に大切です。

バターではこのカリっと感はでません。

ただ、この蜜蝋を扱うのは非常に面倒なため家庭で作る際はバターを

代用する方が増えた為バターを塗るという事が出回ったようです。

カヌレは寝かす時間と焼く時間がとても長い…

カヌレは、生地を作ってから冷蔵庫で約2日間寝かせます。

カヌレの型は小さいのですが、レシピに強力粉を使っていますね?

強力粉にはたくさんのグルテンが存在します。

グルテンは上に伸びる力がとっても強いので、寝かせる事により

グルテンを弱める効果があります。

そうする事で型から吹きこぼれる事を防止する役目があります。

え?じゃぁ薄力粉だけ使ってさっさと作れない?

作れません…

カヌレの食感は中のもちーーーーっとカリっとした感じが特徴で

おいしいんです。

このもちーーーーっとかりっとは強力粉のグルテンがないと

形成されません…

薄力粉には非常にグルテンが少ないので、ケーキにはよく使います。

スポンジケーキにもちっとはいらないですよね?

焼き時間はだいたい1時間程。

1時間です。

最初は高温で10分

少しさげて10分

もう少し下げて45~50分

カヌレは根気が必要なお菓子ですね(笑)

実はパトリエフクモリでもカヌレを試作中です!

上記のレシピではありませんが、皆さんが喜んでもらえるカヌレを考え中!

お土産になったり、コーヒーと一緒に皆さんが喜んでくれる顔を想像しながら

テストします!!!

北摂桃山台店

大阪府豊中市西泉丘2-2424-3
TEL:06-6868-2222

定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日振替休日)

open:火~木 9:00-19:00
    金曜日 8:00-19:00
    土日祝日 7:30-19:00

最寄り駅:桃山台駅や緑地公園グリーンハイツ前
3月27日(土曜日)は船場センタービルにて催事決定!!!

天満橋店

大阪市中央区天満橋京町1-1フレスト天満橋B2
TEL:06-6948-8222

定休日:京阪シティーモールに準ずる
open:10時~21時

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